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本年3月11日に東日本大震災が発生し、その直後に福島の原子力発電所が大惨事を発生するという未曾有の状況になりました。被災された皆様にはお悔やみを申し上げるとともに一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
再生可能エネルギーの必要性は強く叫ばれていますが、現在の議論は、風力発電はまだ頼ることの出来るものではない、導入することで電気料金が上昇するのではないかといった危惧があります。私たちは風力エネルギー開発で、環境問題、エネルギーの確保、そして経済発展の推進を果たし「持続可能な開発」を作ることを目指しているにも拘らず、信頼に足る機器であるとの認識されていないことを残念に思うとともに、これらの評価を乗り越え、今まで以上に普及させることで日本の経済発展に貢献するように、更なる高性能化、高信頼性と低コスト化を図り、産業を育成する技術力を育てていくことが重要です。
風力発電は世界各国で引き続き目覚ましい増加を示しています。累計で世界一になった中国を始め,米国、欧州、中国、インド等では活発な陸上ならび洋上ウインドファームの建設が進んでいます。
今回のシンポジウムは日本風力エネルギー協会が一般社団法人日本風力エネルギー学会に移行した最初の年です。また東日本大震災からの復興と再生可能エネルギーの代表である風力発電をこれまで以上に増加させるための記念的なシンポジウムであると認識しています。加えて海外では、今まで以上に風車導入と技術開発が進んでいます。このような状況を背景に、今回のシンポジウムは先ず産官学民の第一線で活躍されている方々を講師に迎え、風力発電実用化と今後の方向性にふさわしいトピックスを取り上げて御講演戴きます。今日までの風力発電を考察しながら、今後の我が国の導入における課題とその克服、新しい目標を達成するための電力を含めたエネルギー問題とその課題克服や、一方では技術的に小型から大型風力発電、洋上風力発電の導入促進と将来の技術開発へ意見交換を図る場でもあります。
また第2日目は、風力エネルギーの利用と進展に関する学術論文発表を行ない,今後の日本の風力発電の技術を発展させ、高性能、高信頼性の機器の開発を通して、わが国の風車産業を活性化させたいと考えます。今回の風力エネルギーシンポジウムが、これらの発展に寄与するものになることを心から希望し、皆様の活発な参加と議論を期待いたします。
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